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履歴書・職務経歴書の書き方

履歴書

人事担当者に会ってみたいと思わせる履歴書の書き方

転職活動はまず履歴書づくりからと言うぐらい、履歴書は転職活動には欠かせない重要書類であり、同時に自己アピールをする自分の分身でもあります。ここでは企業の人事担当者の目を惹きつける履歴書の書き方のポイントをご紹介いたします。

書く際の注意点

自筆で書く場合は、黒のボールペンを使用して丁寧に書くようにしましょう。記入ミスなどをしてしまった場合、もう一度はじめから書き直します。修正ペンなどの使用は避けてください。読みやすい履歴書は、応募企業の人事担当者に好印象を与えるはずです。

学歴

ビジネス文書作成の基本が身についているかをチェックされます

転職の場合、学歴は高校入学から大学卒業まで書けば十分です。入学・卒業年度の間違いは当然ながら、学校名称の省略もしないように。正式書類をきちんと書けない大人と判断され、それだけで不採用になるケースもあります。基本的な間違いがないか、正式名称で書いてあるかなどの最終チェックを忘れずに。

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学歴

一行目の中央に「学歴」と記載して、2行目から高校名、大学名を記入するようにします。大学は学部、学科まで記述し、最終学歴の卒業で終わるようにしてください。もし、学校名が変更されている場合は、現在の名称を( )内に記入してください。

卒業・入学年

西暦、和暦のどちらで記入しても構いませんが、履歴書のなかではどちらかに表記統一するようにしてください。

学校名

学校名は省略せずに正式名称で記入します。もちろん同上などと略したりしないように。

職歴

採用担当者がもっとも注目する項目です

転職の場合、最も重視されるのが職歴欄です。企業の採用担当者は、職歴をみて、即戦力になりえるかどうかを判断しています。職務経歴書に詳細を書いているからいいと思っている方もいるかも知れませんが、多数の応募がある場合、人事担当者が職務経歴書にじっくりと目を通すとは限りません。そのためにも、職歴欄には会社名だけでなく、配属部署や業務内容まで記入してください。それにより、応募者の印象が大きく変わることもあります。また、退職理由はよほどの理由がない限りは「一身上の都合」と書いておくほうがよいでしょう。

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学歴が終わった次の行の中央に「職歴」と書きましょう。

会社名だけでなく、配属部署や仕事内容、役職などを書くと、自身のキャリアをより具体的に伝えることができます。

志望動機

事業内容・職種内容を理解した上で応募しているかが重要

履歴書のなかで最も自己アピールができるのが志望動機です。企業のイメージだけでなく、志望企業の事業内容や職務内容まで把握したうえで、自分のキャリアを活かして、どんな仕事がしたいのかを伝えるとよいでしょう。企業の採用担当者は、志望動機を見て、「きちんと求人内容を理解しているか」「企業の事業内容や方向性を理解しているか」「自分の強みと弱みを理解しているか」といったポイントをチェックしています。

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これまでの職務経験(職種、業務内容、成績)などを具体的に書いてください。

志望企業の求人内容を正しく理解した上で、自分のキャリアを活かしてどんな仕事に取り組みたいのかを記入してください。

こんな志望動機はダメ!

「スカウトメールをもらったから応募した」
受け身の姿勢の人材という印象を与えてしまい、マイナスイメージとなってしまいます。

「給料が高いから」「大手企業だから」
これらの志望動機だけでは短絡すぎて、採用担当者によい印象を与えられません。本当に真剣に考えているのかを疑われてしまっても仕方がないでしょう。

「御社の製品のファンだったので」
新卒採用ではよく書かれる動機ではありますが、中途採用では通用しません。他に志望動機がないのかと思われてしまいます。

「未経験ですが、仕事を通じて成長したい」
ほとんどの企業では中途採用の人材を即戦力と考えており、新卒のようにじっくりと時間をかけて育てることはありません。例え未経験であってもこれまでのキャリアを活かせるといったアピールは不可欠です。

職務経歴書

キャリアコンサルタント直伝!差をつける職務経歴書の書き方

職務経歴書とは、自身のキャリアやスキル、実績、社内での表彰などを含めて職歴と共に記述する応募書類のひとつですが、うまく書くことで自己アピールにもつながる重要な書類です。履歴書の場合、氏名、住所、年齢、学歴などの記入が中心で、自身をしっかりとアピールするための十分なスペースがあるとは言えません。転職活動の場合は、職務経歴書をメインにチェックされていると考え、企業に対して自身のキャリアをアピールすることが大切です。

職務経歴書の作成手順

まず書く内容を整理します

これまでの業務内容や経験、実績、職場環境などを振り返りながら、多角的に整理しましょう。
次の項目に分けて考えるとスムーズに整理できます。

・どんな会社で働いてきたか
・どんな仕事をしてきたか
・業績面での貢献
・マネジメントの経験
・自己啓発や社内表彰
・自分の職業能力
・自分のやりたいこと、PRしたいこと

職務経歴書の形式を選びます

職務経歴書の形式には、大きく分けると2つのパターンがあります。
長年、同じ業務に携わってきた人は「編年体式」。幅広い経験がある人は「キャリア式」が適しています。

編年体式
最も一般的な書き方で、経歴を古い順に時系列で記載する方法です。
経歴などの習熟度が一目でわかる点が最大のメリットです。最近の経歴ほど、詳細に記載してください。習熟度をアピールしやすいため、同じ業務に長年携わってこられた方に適した書き方です。

キャリア式
キャリア式とは、職務分野別にまとめて提示する書き方です。担当業務がはっきりしている技術職の人、スペシャリスト、複数の分野の経験を積んできた人に向いています。また、転職回数の多い人もこちらの形式のほうが適しています。基本的な構成は、経歴の要約、職歴(入社・異動・昇進・退職など)と職務内容ごとの詳細(アピール)となります。経験業務を分かりやすく説明できるので、幅広い経験をお持ちの方に適した書き方です。

形式に従って作成する

形式を決めたら、次のような構成で作成します。
・職務経歴
・職業能力
・やりたいこと、自己PR

また作成時には、下記ポイントに気をつけましょう。
・一人称は不要
・できるだけ個条書きにする(「~をしました」というような書き方はNG)
・行頭や行末をそろえる
・社内用語や一般的でない略語を使わない
・短期的なアルバイトなどは記載しない
・退職理由は「一身上の都合」とする

最終確認をする

誤字脱字やレイアウトなど、最終的に見直すようにします。できればプリントアウトして全体を確認するとよいでしょう。ちょっとした改行や改ページの場所によって見やすさがまったく違ってきます。 自分だけでは見落とす場合もありますので、ほかの人にチェックしてもらうのもよいでしょう。

自己PRの書き方

これまでのキャリアを客観的に分かりやすく伝えるのが自己PRです。でも何を書けばいいか分からないという方も多いはず。経歴を振り返りながら、下記ポイントに注意しながら整理しましょう。

キャリア・実績をアピールする

まずは、これまでの成功実績を思い出してみましょう。さらに、「どんな状況で」、「どのようなことを実行して」、「どんな成果をだしたのか」というポイントでまとめます。結果だけではなく、そこに至るプロセスや意気込みを伝えることで、採用担当者に具体的にアピールできるようになります。客観的に評価しやすいように、数字を交えながら記述するとよいでしょう。

スキル・資格をアピールする

単に持っている資格を羅列するだけでなく、志望企業の求めているスキルと、自分の持っているスキルや資格が合致するかどうかがポイントです。「○○をするために勉強した」というように、仕事で活用するための資格ということを強く打出しましょう。現在勉強中の資格、スキルについても記述しておけば、前向きな姿勢をアピールできます。

やる気・人間性をアピールする

中途採用の場合は、即戦力として期待されますので、「これまで培ってきた○○の経験が、御社の○○事業で活かすことができる」などと、具体的な言葉で意欲をアピールしましょう。
「やる気がある」「精一杯頑張りたい」という言葉だけでは、採用担当者には伝えることは難しいでしょう。

職種別 職務経歴書の書き方のポイント

営業

営業のポイント

なによりヒューマンスキルが最重要
営業職の採用で重視されるのがコミュニケーション能力、そして目標数字にコミットできる責任感や忍耐強さを兼ね備えているかどうか。これまでのキャリアを記述する際は、具体的なエピソードを交えながらアピールするようにしましょう。営業職では「売上アップに貢献できるかどうか」という点もチェックされています。実績を数字で伝えるなどの工夫をして、積極的に打ち出すようにしましょう。

具体的な得意分野を明確に
ひとくちに営業といっても、さまざまな手法があり、応募者がどのような営業手法を得意にしており、どのようにして実績を挙げたのかは、気になるポイントのひとつでもあります。また、30代になるとマネジメント経験の有無もチェックされます。もし、マネジメント経験がない場合でも、リーダーシップをとったエピソードなどがあればぜひ記述しておきたいです。

企画・専門職

企画・専門職のポイント

得意の業務分野を明確にアピール
仕事内容が幅広いだけに、業務内容は企業によってまちまちです。まず募集要項をよく読んで、応募企業が求める人物像をつかみ、そこにマッチする経験や能力を自分の業務経験から導き出し、端的に伝えるようにしましょう。単に事務処理能力が高いだけではなく、効率化のための提案能力や、他部署との折衝能力など、具体的な事例を盛り込むようにしましょう。

自己啓発や資格取得による積極性をだそう
経理以外の職種でも、簿記の知識を活かす機会が多い職種などでは、自己啓発による積極性をしっかりアピールしましょう。単なる資格マニアであると誤解されないよう、このような業務に活かすために取得したというふうな、具体的な内容も盛り込んでいきましょう。

IT関連

IT関連のポイント

技術力だけでなく人間性も
技術力については、それなりの経験があれば一定レベルはクリアしていると判断されるので、スキルについて細かく記載するよりも、実績・実例を挙げるほうがよいでしょう。技術力が問われる業界だと思われがちですが、実はコミュニケーション能力も大変重要なため、ヒューマンスキルの高さをアピールするのも効果的です。英語力も武器になるので、TOEICや英検などの資格はぜひ持っておきたいところです。

求められるマネジメント力
採用担当者がチェックするポイントは、得意分野とどのような実績を持っているかという点です。マネージャーやリーダーというポジションに関わらず、予算管理やスケジュール管理などのマネジメント力は現場でも必要とされているため、キャリアがあれば必ず記すようにしましょう。

医療・ヘルスケア

医療・ヘルスケアのポイント

求められる資格・経験について、詳しく記しましょう
中途採用では即戦力が求められるので、募集要項をしっかり読み、求められる能力・経験・資格を把握して、該当する箇所を中心に記載しましょう。資格が重要視されるケースが多いですが、もし資格を持っていない場合でも、これまでの経験から貢献できることを明確にすることで、採用担当者の目を引くことも充分可能です。
この業界では、サービス利用者の立場に立って課題を解決していこうとする姿勢、そしてその実現のためにどのようなサービスが提供できるかという点が非常に重要となるため、転職後に自分が提供できるサービスについて、詳しく伝えられるよう心がけましょう。

研究・開発

研究・開発のポイント

専門用語の多用に注意する
企業の募集要項では、求めるスキルをかなり具体的に示しているケースが少なくありません。応募する側も、実績やスキルをできるだけ具体的に記載することで、ミスマッチを事前に防ぐことを目的としていますので、再度、募集要項を熟読し、自分が該当するかどうか確認しましょう。また、採用担当者が、必ずしも専門知識に詳しいとは限らないので、専門用語を多用しないように気を付けつつ、得意とする分野や進んでいきたい方向性を明確にPRしましょう。

転職後の活躍をイメージさせよう!
経験者なら、前職のスキルを応募する会社でどう生かせるかを具体的にアピールすること。未経験者でも、多くの企業が海外生産を行っている昨今、英語や中国語などの語学スキルや、ヒアリング能力、プレゼンテーションスキルをアピールしていくのも手です。エンドユーザーが使う製品や人目に触れる機器の場合は、人間工学的知識やデザインセンスもあると尚よいでしょう。

販売・サービス

販売・サービスのポイント

他応募者との差別化を意識しましょう
販売・サービス系では、お客様に対するホスピタリティ精神・対人接客能力・交渉力がまずチェックされます。単に経験年数が長いだけでは、採用担当者へのアピールとはなりません。自身がどの程度、業界のトレンドやお客様のニーズを把握しており、他の人と比べてどんな強みがあるのかなどを具体的にPRしましょう。企業によって求められる人材像が大きく違うので、応募企業の研究はしっかりと行うことは言うまでもありません。

共通して求められる管理能力
どのような実績をあげてきたかを伝えると同時に、「なぜ転職したいのか」という点を納得させられるよう、転職後に○○がしたいなど、前向きで具体性のある内容にしましょう。店長(候補)としてのステップアップを目指すなら、「従業員の管理・育成」「売上・原価などの係数管理」経験も盛り込んでおくと高評価につながります。

クリエイティブ関連

クリエイティブ関連のポイント

スキル以外の部分も伝えるようにします
一般的には個人のスキルや経験が問われる業種ではありますが、進捗管理や予算管理などの管理能力や、クライアントの要望を的確に引き出すためにコミュニケーション脳慮気宇など、必要とされる能力は多岐におよびます。職種に求められるスキルやセンスは、作品などから伺い知ることができるため、応募書類ではスキル以外の能力、たとえば管理能力、人材マネジメント能力などを記載するとよいでしょう。自身のブログやWebサイトなどのURLを記載し、個性をアピールするのもよいでしょう。

責任感や熱意も求められる
経験者の場合、クリエイティブ能力のほかに、企画力、プロデュース能力なども問われることが多いです。そのなかでも特に自分が得意とする分野も明確にしておきたいところです。企画提案して実現させたもの、得意な分野に関する知識を、具体的に記載しよう。納期やクライアントの要望など、柔軟な対応能力も必要とされるため、最後までやりぬく熱意や責任感も求められます。